宇土市議会 > 2019-11-06 >
11月28日-01号

  • "簡易水道事業特別会計補正予算"(/)
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  1. 宇土市議会 2019-11-06
    11月28日-01号


    取得元: 宇土市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    令和 1年12月 定例会         令和元年12月宇土市議会定例会会議録 第1号                宇土市告示第47号令和元年12月宇土市議会定例会を次のとおり招集する。  令和元年11月6日           宇土市長 元 松 茂 樹  1.期 日  令和元年11月28日  2.場 所  宇土仮設庁舎 大会議室1.会期日程                         (会期16日間)┌────┬─┬───┬─────┬─────────────────────┐| 月日 |曜| 時間 | 会議名 |       内     容       |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|    | |   |     |開会                   ||    | |   |     |会議録署名議員の指名           ||11月28日|木|10:00| 本会議 |会期決定                ||    | |   |     |市長提案理由説明            ||    | |   |     |決算審査特別委員長報告          ||    | |   |     |質疑・討論・採決             |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|11月29日|金|10:00|特別委員会地域高規格道路促進等対策特別委員会    |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|11月30日|土|   | 休 会 |(市の休日)               |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月1日|日|   | 休 会 |(市の休日)               |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月2日|月|10:00| 本会議 |質疑・一般質問              |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月3日|火|10:00| 本会議 |質疑・一般質問              |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月4日|水|10:00| 本会議 |質疑・一般質問 委員会付託        |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月5日|木|10:00| 委員会 |経済建設常任委員会            |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月6日|金|10:00| 委員会 |文教厚生常任委員会            |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月7日|土|   | 休 会 |(市の休日)               |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月8日|日|   | 休 会 |(市の休日)               |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月9日|月|10:00| 委員会 |総務市民常任委員会            |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月10日|火|   | 休 会 |議事整理                 |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月11日|水|   | 休 会 |議事整理                 |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|12月12日|木|   | 休 会 |議事整理                 |├────┼─┼───┼─────┼─────────────────────┤|    | |   |     |地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告||12月13日|金|10:00| 本会議 |各常任委員長報告             ||    | |   |     |質疑・討論・採決             ||    | |   |     |閉会                   |└────┴─┴───┴─────┴─────────────────────┘2.議事日程 令和元年11月28日(第1号) 午前10時00分開議 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期決定 日程第 3 議案第 77号 宇土会計年度任用職員給与等に関する条例について 日程第 4 議案第 78号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律施行に               伴う関係条例整備に関する条例について 日程第 5 議案第 79号 宇土災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条               例について 日程第 6 議案第 80号 宇土特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に               関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第 7 議案第 81号 宇土家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め               る条例の一部を改正する条例について 日程第 8 議案第 82号 宇土特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について 日程第 9 議案第 83号 宇土水道事業給水条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第 84号 宇土市立幼稚園一時預かり保育条例の一部を改正する条例に               ついて 日程第11 議案第 85号 宇土入学準備祝金給付基金条例の一部を改正する条例につ               いて 日程第12 議案第 86号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置適正化等を図るた               めの関係法律整備に関する法律施行に伴う関係条例の整               理に関する条例について 日程第13 議案第 87号 熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更及び規               約の一部変更について 日程第14 議案第 88号 辺地総合整備計画変更について 日程第15 議案第 89号 財産の譲与について 日程第16 議案第 90号 指定管理者の指定について 日程第17 議案第 91号 令和年度宇土一般会計補正予算(第5号)について 日程第18 議案第 92号 令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第2号)               について 日程第19 議案第 93号 令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第3号)               について 日程第20 議案第 94号 令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第3号)につ               いて       報告第 19号 専決処分報告について        専決第 6号 損害賠償額決定について 日程第21 議案第 95号 宇土市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する               条例について 日程第22 議案第 96号 宇土市長等給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条               例について 日程第23 議案第 97号 宇土教育委員会教育長給与等に関する条例の一部を改正               する条例について 日程第24 議案第 98号 宇土一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条               例について 日程第25 議案第 99号 令和年度宇土一般会計補正予算(第6号)について 日程第26 議案第100号 令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第3号)               について 日程第27 議案第101号 令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第4号)               について 日程第28 議案第102号 令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第4号)につ               いて 日程第29 議案第103号 令和年度宇土後期高齢者医療特別会計補正予算(第2               号)について 日程第30 議案第104号 令和年度宇土水道事業会計補正予算(第2号)について 日程第31 議案第105号 令和年度宇土公共下水道事業会計補正予算(第2号)に               ついて 日程第32         決算審査特別委員長報告(質疑・討論・採決)3.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり4.出席議員(18人)    1番 佐美三   洋 君       2番 小 崎 憲 一 君    3番 今 中 真之助 君       4番 西 田 和 徳 君    5番 園 田   茂 君       6番 宮 原 雄 一 君    7番 嶋 本 圭 人 君       8番 柴 田 正 樹 君    9番 平 江 光 輝 君      10番 樫 崎 政 治 君   11番 野 口 修 一 君      12番 中 口 俊 宏 君   13番 藤 井 慶 峰 君      14番 芥 川 幸 子 さん   15番 山 村 保 夫 君      16番 杉 本 信 一 君   17番 村 田 宣 雄 君      18番 福 田 慧 一 君5.欠席議員(なし)6.説明のため出席した者の職・氏名 市長      元 松 茂 樹 君   副市長     谷 崎 淳 一 君 教育長     太 田 耕 幸 君   総務部長    杉 本 裕 治 君 企画部長    石 本 尚 志 君   市民環境部長  小 山 郁 郎 君 健康福祉部長  岡 田 郁 子 さん  経済部長    山 口 裕 一 君 建設部長    山 本 保 廣 君   教育部長    宮 田 裕 三 君 会計管理者   宮 下   喬 君   総務課長    上 木 淳 司 君 危機管理課長  東     顕 君   財政課長    光 井 正 吾 君 企画課長    宮 崎 英 児 君   まちづくり推進課長                             加 藤 敬一郎 君7.議会事務局出席者の職・氏名 事務局長    野 口 泰 正 君   次長兼議事係長庶務係長                             牧 本   誠 君 庶務係参事   徳 村 佳 亮 君   議事係参事   永 守 未 和 さん                午前10時00分開会             -------○-------議長柴田正樹君) ただいまから,令和元年12月宇土市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ちまして,事務局長事務報告をさせます。 事務局長野口泰正君。 ◎事務局長野口泰正君) 事務報告をいたします。 令和元年9月定例会以降,昨日までの議会内の行事につきましては,事務報告として議席に配付をしておりますので御覧ください。 以上でございます。 ○議長柴田正樹君) 事務局長報告は終わりました。             -------○-------日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長柴田正樹君) 日程第1,会議録署名議員の指名をいたします。 会議録署名議員は,会議規則第125条の規定により,議長において,6番,宮原雄一君,13番,藤井慶峰君を指名いたします。             -------○-------日程第2 会期決定議長柴田正樹君) 日程第2,会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会会期は,本日から12月13日までの16日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) 御異議なしと認めます。 よって,今定例会会期は,本日から12月13日までの16日間と決定いたしました。             -------○-------日程第3 議案第77号 宇土会計年度任用職員給与等に関する条例について △日程第4 議案第78号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備に関する条例について △日程第5 議案第79号 宇土災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例について △日程第6 議案第80号 宇土特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について △日程第7 議案第81号 宇土家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について △日程第8 議案第82号 宇土特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について △日程第9 議案第83号 宇土水道事業給水条例の一部を改正する条例について △日程第10 議案第84号 宇土市立幼稚園一時預かり保育条例の一部を改正する条例について △日程第11 議案第85号 宇土入学準備祝金給付基金条例の一部を改正する条例について △日程第12 議案第86号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置適正化等を図るための関係法律整備に関する法律施行に伴う関係条例の整理に関する条例について △日程第13 議案第87号 熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更及び規約の一部変更について
    日程第14 議案第88号 辺地総合整備計画変更について △日程第15 議案第89号 財産の譲与について △日程第16 議案第90号 指定管理者の指定について △日程第17 議案第91号 令和年度宇土一般会計補正予算(第5号)について △日程第18 議案第92号 令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について △日程第19 議案第93号 令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第3号)について △日程第20 議案第94号 令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第3号)について       報告第19号 専決処分報告について        専決第6号 損害賠償額決定について △日程第21 議案第95号 宇土市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について △日程第22 議案第96号 宇土市長等給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について △日程第23 議案第97号 宇土教育委員会教育長給与等に関する条例の一部を改正する条例について △日程第24 議案第98号 宇土一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について △日程第25 議案第99号 令和年度宇土一般会計補正予算(第6号)について △日程第26 議案第100号 令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第27 議案第101号 令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第4号)について △日程第28 議案第102号 令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第4号)について △日程第29 議案第103号 令和年度宇土後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について △日程第30 議案第104号 令和年度宇土水道事業会計補正予算(第2号)について △日程第31 議案第105号 令和年度宇土公共下水道事業会計補正予算(第2号)について ○議長柴田正樹君) 日程第3,市長提出議案第77号から,日程第31,議案第105号までの29件を一括して議題といたします。 市長提案理由の説明を求めます。 市長,元松茂樹君。 ◎市長(元松茂樹君) おはようございます。 本日ここに,令和元年12月市議会定例会を招集しましたところ,議員の皆様におかれましては,公私共に御多用の中に御参集をいただき,誠にありがとうございます。 初めに,先月12日から13日にかけて,東海,関東,東北地方を縦断しました台風19号,その後の台風21号に伴う記録的大雨により,東日本の広範囲にわたって甚大な被害が発生しました。これらの災害により,不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに,被災された方々に対して心からお見舞を申し上げます。 今回の台風19号による被害は,災害救助法が適用になった自治体数東日本大震災を大きく上回るなど,住宅被害を含め,住民の日常生活に深刻な影響を及ぼしております。 本市においては,熊本地震,その後の豪雨災害の際に,全国各地から様々な温かい御支援をいただいたところであり,そのおかげで今日まで復興への歩みを着実に進めることができました。 そのような意味からも,今回の未曽有の大災害により被災した自治体に対し,人的・物的支援等を含め,できる限りの対応をしたいと考えております。 被災地の一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。 その一方,近年の自然災害を振り返ってみますと,台風は大型化し,1時間の降水量が50ミリを超える豪雨が相次ぐなど,これまでの経験に基づく常識が全く通用しない,まさに異常気象の時代を迎えようとしております。 本市におきましても,潤川,網津川,網田川など,過去何度も氾濫・越水した河川が複数あり,万一,今回のような災害が発生した場合,甚大な被害が発生するものと考えられます。 今回の東日本における未曽有の大災害を機に,治水対策はもちろん,高齢者や障がい者といった,いわゆる要配慮者に対する避難のあり方を含め,防災・減災対策をこれまで以上に強化しなければならないと考えております。 次に,10月1日から市街地を循環するコミュニティバス行長しゃん号ルート改正を行いましたので,御報告いたします。 行長しゃん号は,高齢者などの交通弱者移動手段を確保するため,平成24年10月から,ミニバスのんなっせとともに運行を開始しております。 今回の改正は,利用者にとって分かりやすく,さらには買い物などの利便性向上を図るため,従来の4路線を2路線に再編し,本市の新たな玄関口であります宇土駅東口,そして商業施設クロス21UTOまで延伸したルートとなっております。 さらに,10月1日からの5日間は,多くの市民の皆様に行長しゃん号を利用していただき,その利便性を実感していただくために,無料運行も実施いたしました。 この無料運行につきましては,広報紙新聞等に掲載されたこともあり,前年同期間中の約2倍に当たる延べ265人の方々に御利用いただき,利用された市民の方からは,商業施設等に行くのに気軽に利用でき,大変便利になったとの声も聞かれております。 近年,高齢ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が全国各地で多発し,尊い命が奪われるなど,高齢者による交通事故に対し,社会的関心が高まっております。 その結果,自主的に運転免許証を返納する高齢ドライバーが増えるなど,その後の交通手段確保が喫緊の課題となっております。 このようなことからも,運転免許証を返納された高齢者の方々をはじめ,障がいや疾病等の理由により自動車を運転できない方々の移動手段として,行長しゃん号の果たす役割は非常に大きなものであると考えております。 今後も様々な機会を通じ,行長しゃん号を幅広くPRし,市民の皆様の声にも耳を傾けながら,更なる利用者数の向上に努めてまいります。 議員の皆様におかれましても,是非この機会に御利用いただき,併せてPRについても特段の御協力をいただきますようお願いいたします。 それでは,今定例会に提案しております議案の主な内容について,御説明を申し上げます。 今定例会では,議員の皆様へ議案書を発送した後に議案内容が確定した案件がございましたので,議案書を二つに分けて提案させていただいております。 まず,議案その1は,条例関係が10件,予算関係が4件,その他が4件の18議案及び報告が1件であります。 これらについて,御説明を申し上げます。 議案第77号,宇土会計年度任用職員給与等に関する条例について。これは,地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い,会計年度任用職員給与等に関し必要な事項を定めるため,条例を制定するものであります。 議案第78号,地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備に関する条例について。これは,地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律施行に伴い,臨時職員及び非常勤職員の任用及び勤務条件に関する事項等について整備を行うため,関係する13の条例について所要改正を行うものであります。 議案第79号,宇土災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例について。これは,災害弔慰金支給等に関する法律等改正に伴い,所要改正を行うものであります。 議案第80号,宇土特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。これは,特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の公布について,官報正誤による訂正があったことに伴い,所要改正を行うものであります。 議案第81号,宇土家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。これは,国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準改正に伴い,所要改正を行うものでございます。 議案第82号,宇土特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について。これは,特定公共賃貸住宅の管理の開始後20年間を限度としている家賃の減額について,さらに2年間延長して行うことができることとするため,所要改正を行うものであります。 議案第83号,宇土水道事業給水条例の一部を改正する条例について。これは,水道法施行令改正に伴い,所要改正を行うものであります。 議案第84号,宇土市立幼稚園一時預かり保育条例の一部を改正する条例について。これは,一時預かり保育の実施時間の延長に伴い,一時預かり保育料変更するため,所要改正を行うものであります。 議案第85号,宇土入学準備祝金給付基金条例の一部を改正する条例について。これは,真に支援が必要な低所得世帯の者を受給者とする要件の見直しを行うため,所要改正を行うものであります。 議案第86号,成年被後見人等の権利の制限に係る措置適正化等を図るための関係法律整備に関する法律施行に伴う関係条例の整理に関する条例について。これは,成年被後見人等の権利の制限に係る措置適正化等を図るための関係法律整備に関する法律施行に伴い,欠格条項に関する事項等について整理を行うため,関係する7つの条例について所要改正を行うものであります。 議案第87号,熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更及び規約の一部変更について。これは,熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更し,規約を変更する必要があるため,地方自治法第290条の規定により,議会の議決を求めるものであります。 議案第88号,辺地総合整備計画変更について。これは,辺地に係る総合整備計画変更するため,辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条の規定により,議会の議決を求めるものであります。 議案第89号,財産の譲与について。これは,応急仮設住宅入居者のための集会所であった財産を譲与するため,地方自治法第96条第1項第6号の規定により,議会の議決を求めるものであります。 議案第90号,指定管理者の指定について。これは,宇土マリーナ物産館の指定管理者を指定する必要があるので,地方自治法第244条の2第6項の規定により,議会の議決を求めるものであります。 議案第91号,令和年度宇土一般会計補正予算(第5号)について。補正額は,1億7,505万2千円を増額するもので,補正後の総額は181億4,205万5千円です。 補正予算の主なものについて御説明申し上げます。 歳入につきましては,所要の特定財源の計上及び財政調整基金繰入金による予算の調製を行っております。 歳出につきましては,議会費では,タブレット端末導入事業及び議会ICT化事業の計上を行っております。 総務費では,ポケットパーク整備事業の計上及び基幹系電算システム経費等の増額を行っております。 民生費では,震災対策事業(復興支援係分)及び保育運営費負担経費等の増額,並びに生活保護適正化推進事業の減額を行っております。 衛生費では,健康づくりポイント事業,妊娠・出産包括支援事業,母子保健情報連携システム改修事業の計上及び廃棄物減量化対策経費等の増額,並びに清掃総務費一般経費の減額を行っております。 農林水産業費では,緊急自然災害防止対策事業等の計上及び有害鳥獣対策経費等の増額を行っております。 商工費では,マイナポイント推進事業の計上を行っております。 土木費では,単県海岸保全事業経費の計上,並びに国県営道路整備事業経費及び被災宅地復旧支援事業等の増額を行っております。 消防費では,常備消防費の増額,並びに消防本部・北消防署建設事業及び島山防災広場等整備事業の減額を行っております。 教育費では,防災対策事業の計上並びに学校管理一般経費,市民会館耐震改修事業及び東京オリンピック聖火リレー実施経費等の増額を行っております。 災害復旧費では,9月22日の台風災害対策経費の計上及び震災対策事業等の増額を行っております。 そのほか,子ども・子育て支援整備事業ほか19件について繰越明許費の設定,行政文書配送業務委託に要する経費ほか12件について債務負担行為の設定を行っております。 地方債の補正については,緊急自然災害防止対策事業のほか2件の追加,消防本部・北消防署建設事業ほか7件の限度額の変更を行っております。 議案第92号,令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。補正額は406万3千円を増額するもので,補正後の総額は44億3,100万4千円です。これは,国民健康保険システムの改修委託料等の増額を行っております。そのほか,特定健康診査等業務委託及び人間ドック等業務委託に要する経費について,債務負担行為の設定を行っております。 議案第93号,令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第3号)について。補正額は30万円を増額するもので,補正後の総額は1億4,780万9千円です。これは,人件費の増額を行っております。 議案第94号,令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第3号)について。補正額は119万3千円を増額するもので,補正後の総額は37億7,449万7千円です。これは,弁護士委託料等の増額を行っております。 続いて,報告案件を申し上げます。 報告第19号,専決第6号,損害賠償額決定について。これは,宇土市長専決処分に関する条例第2条第1号で指定している事項について,専決処分を行いましたので,地方自治法第180条第2項の規定により御報告するものであります。 以上が,議案その1の概要であります。 続きまして,議案その2は,条例関係4件,予算関係7件であります。これらについて御説明を申し上げます。 議案第95号,宇土市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について。議案第96号,宇土市長等給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。議案第97号,宇土教育委員会教育長給与等に関する条例の一部を改正する条例について。これら3議案は,それぞれの条例において規定する期末手当について,国家公務員特別職の職員の給与改定等に関する人事院勧告に準じるため,条例改正するものであります。 議案第98号,宇土一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。これは,国家公務員一般職の職員の給与改定等に関する人事院勧告に準じるため,条例改正するものであります。 議案第99号から議案第105号までは,いずれもこれらの条例改正に伴う人件費の補正をその内容としております。 議案第99号,令和年度宇土一般会計補正予算(第6号)について。補正額は817万円を増額するもので,補正後の総額は181億5,022万5千円です。 議案第100号,令和年度宇土国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について。補正額は20万円を増額するもので,補正後の総額は44億3,120万4千円です。 議案第101号,令和年度宇土簡易水道事業特別会計補正予算第4号)について。補正額は11万円を増額するもので,補正後の総額は1億4,791万9千円です。 議案第102号,令和年度宇土介護保険特別会計補正予算(第4号)について。補正額は33万円を増額するもので,補正後の総額は37億7,482万7千円です。 議案第103号,令和年度宇土後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について。補正額は8万円を増額するもので,補正後の総額は4億3,778万1千円です。 議案第104号,令和年度宇土水道事業会計補正予算(第2号)について。収益的支出における補正額は15万円を増額するもので,補正後の総額は4億7,374万7千円です。 議案第105号,令和年度宇土公共下水道事業会計補正予算(第2号)について。収益的支出における補正額は34万円を増額するもので,補正後の総額は9億4,999万7千円です。 以上が提出しております議案の概要でありますが,今定例会には,人事案件として,宇土市固定資産評価審査委員会の委員の任期満了に伴う,後任委員の選任に係る議案1件及び人権擁護委員の任期満了に伴う,後任委員の候補者の推薦のための諮問1件を追加提出する予定でありますので,あらかじめ御了承をお願いします。 どうか,十分に御審議の上,適切な御決定をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長柴田正樹君) 市長提案理由の説明は終わりました。             -------○-------日程第32 決算審査特別委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長柴田正樹君) 日程第32,去る9月の本会議において付託し,閉会中の継続審査となっておりました令和元年議案第53号から議案第60号までの平成30年度歳入歳出決算の認定8件について,決算審査特別委員長から審査の経過と結果について報告があっておりますので,これを議題といたします。 特別委員長の報告を求めます。 決算審査特別委員長,宮原雄一君。 ◆決算審査特別委員長(宮原雄一君) おはようございます。 ただいまから,9月の定例会において決算審査特別委員会に付託されました平成30年度宇土市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算の認定に係る議案第53号から議案第60号までの8件について審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 経過についてですが,まず,執行部に対し主要な施策の成果に関する説明書や各種資料の提出及びあらかじめ本委員会から抽出しておいた事項について,執行部から説明を求め,また監査委員の意見書なども参考にしながら7回の委員会を開催し,慎重に審査を進めてまいりました。なお,審査を行う際には,予算の執行に当たって議決の趣旨に沿って適正にかつ効率的に行われたか,またその結果,見込んだとおりの行政効果を達成することができたかという点を重視し,さらには今後の行財政運営において,どのような工夫改善がなされるべきかという視点を持って審査を重ねてまいりました。 まず,決算の概要について申し上げます。 初めに,一般会計について。歳入総額は183億1,610万円に対し,歳出総額は174億6,669万円で,差引き8億4,941万円の黒字となっております。また翌年度へ繰越すべき財源を差し引いた実質収支額は7億4,933万円の黒字となっております。 次に,財政指標についてですが,経常収支比率は94.8%で前年度より2.2ポイント減少し,平成28年度の水準に戻っていますが,依然として硬直化した財政状況になっております。 また,実質公債費比率は前年度と同様の9.4%,財政力指数は0.520で前年度より0.01ポイント増加しております。起債現在高は197億9,625万円で,前年度末より6,826万円の増額,各種基金の年度末現在高は61億6,379万円で,前年度末より3億4,492万円の増額となっております。 次に,特別会計について。特別会計は全部で七つありますが,その合計で申し上げます。歳入総額は85億8,947万円に対し,歳出総額は83億5,981万円で,差引き2億2,965万円の黒字となっておりますが,一般会計から五つの特別会計に10億7,396万円が繰出されており,三つの特別会計では法定外繰入れが行われるなど,厳しい状況となっております。 以上が,決算の概要であります。 次に,歳入確保と予算執行について申し上げます。 一般会計の歳入総額は,前年度に比べ21.84%,51億1,871万円の減少となっております。自主財源については,前年度に比べ14億6,181万円減少しておりますが,歳入総額も減少しているため,自主財源比率は昨年度に比べて1.38ポイント増加の34.84%となっております。また,不納欠損額は一般会計と特別会計を合わせて4,661万円に上りますが,前年度と比較すると636万円減少しています。 予算執行については,熊本地震からいまだ復旧復興のさなかにあり,極めて厳しい財政状況の中で,議決の趣旨に沿って適正な運用が行われており,おおむね所期の目的を達成したものと認められます。 次に,審査の過程における議論の中から,各委員からの様々な意見や質疑について主なものを申し上げます。 まず,コミュニティバスの利用状況について。委員から「コミュニティバスの無料運行を実施しているが実績はどうなっているか。」との質疑があり,執行部から「無料運行は10月1日から5日間で実施している。5日間で通常の約2倍である約270人の利用があった。」との答弁がありました。これに対して委員から「ミニバスのんなっせは,乗客が1台に乗り切れず2台で運行している時間帯があると聞いている。コミュニティバスは運賃が高いわけではないのに,利用者が増えないということはルートや運行時間に原因があるのではないか。」という意見がありました。 次に,ふるさと宇土応援基金事業について。委員から「平成29年度だけ寄附金額に対する事業経費が50%以上と高くなっているが,その理由は。」との質疑があり,執行部から「国の規制前の期間で,寄附額に対し4割から5割程度の返礼品があったため,事業経費が高かった。平成30年度からは,国の通知に従い3割以下に抑えている。」との答弁がありました。 次に,廃棄物減量化対策事業について。委員から「ごみのリサイクル率は,全国平均が20%程度であるのに対し,宇土市のリサイクル率は約14%である。今後,どのようにリサイクル率を高めていくのか。」との質疑があり,執行部から「廃品回収など団体で収集した資源ごみや,民間の収集業者へ直接,市民の方が出した資源ごみについては,これまでリサイクル率の数値に含めて報告していなかった。今後は民間収集業者や団体で収集した資源ごみについても,民間収集業者等の協力を得てリサイクル率に反映させる予定である。また,市民の方がいつでも資源ごみを出すことのできるような常設の資源ごみ回収場所の設置を検討している。」との答弁がありました。 次に,家屋全棟調査実施事業について。委員から「調査は終了したのか。」との質疑があり,執行部から「現地調査は終了している。現在,未評価物件の評価を行うため,宇土地区,花園地区のその物件の土地の所有者へ調査のお知らせと調査票を送付している。」との答弁がありました。これに対して,委員から「対象となる未評価物件の数はどのくらいか。」との質疑があり,執行部から「現地調査の結果,市内の家屋棟数,約2万2千棟のうち,推定15%の未評価物件があり,約3千棟が評価の対象となる。」との答弁がありました。 次に,生活困窮者自立促進支援事業について。委員から「この3年間で就労支援対象者が1人となっているが,やはり就労は困難なのか。」との質疑があり,執行部から「病気を持っている方もおられ,就労が難しいケースもある。ただ,相談に来られる方の中にはいろんな問題を多重に抱えて整理できていない場合もあり,相談員が話を聞く中で問題を整理し,関係機関等へつなげることでうまく回り出すこともある。まず相談していただき,御本人の困りごとを整理させてもらうというのがこの事業の重要な部分であると考えている。」との答弁がありました。 次に,介護保険料普通徴収の滞納について。委員から「原則として,年金が年額18万円,月額1万5千円に満たない人が普通徴収になるが,全体で200名程度の滞納者が出ている。滞納が続くと介護サービスを受けるときに,3割負担や一旦全額自己負担になるとのことだが,少額の年金で生活している人は,介護サービスを受けることができないという問題が出てきているのではないか。」との質疑があり,執行部から「介護保険料を滞納しているからサービスを使わせないということはなく,一人一人の事情を聞き,少額でも納付していただければ3割負担を解除することもある。できるだけサービスを使っていただけるような対応をしている。」との答弁がありました。 次に,網田地区の地籍の再調査状況と今後の計画,費用について。執行部から「再調査の状況については,これまで平成21年度の一部を除いた平成19年度から平成22年度調査分の修正を完了し,今後,令和4年度までに平成21年度の一部及び平成23年度から平成25年度調査分の再調査と再調査が済んだ区域の閲覧,登記完了を目指すこと。また,それに掛かる今後の委託料の支出見込額として1億9,000万円程度の見通しである。また,過去の定期監査では,再調査に当たっては担当者の知識,技能の習得や課内チェック体制の整備に努めるよう指摘があっているので,研修会に参加するなど職員の知識,技能について研さんを積んでいる。さらに定期的なミーティングを行うなど,課内のチェック体制の整備に努めている。」との説明がありました。これに対して,委員から「この再調査には一般財源が再投入されている。それだけ住民サービスが削られていることになる。監査委員にはこれからもこの問題について継続して監査してほしい。」との意見がありました。 次に,水道料金について。委員から「水道料金が急激に高くなった方へどのように対応しているのか。」との質疑があり,執行部から「検針した結果,極端に多い月があった場合は,「漏水の可能性があります」や「使用数量が多いです」と紙に書いてお知らせしている。」との答弁がありました。これに対して,委員から「特に高齢者の方々は,それに気づかずにずっと漏水したまま払い続ける恐れがあるので,多い月が続くお宅には訪問調査を行ってほしい。」との要望がありました。 次に,学校教職員の配置について。委員から「学校現場から教職員が少ないという声を聞いたが,宇土市内の各学校の教職員の児童生徒数に対する人数は,近隣自治体と比較した場合どうか。」との質疑があり,執行部から「県費職員については,法令で人数が定められているため,どこの自治体にも同じ配分がされている。市費職員については,宇土市は近隣自治体と比較して若干多めの配置を行っており,ある程度充実はしていると思っている。」との答弁がありました。これに対して,委員から「県費職員は当然基準に合わせて職員配置がされているが,その基準そのものが少ないということが問題になっている。現場から増やしていくよう要望をしていくべきである。」との意見がありました。 次に,いじめ問題について。委員から「いじめのアンケートへの対応は,きちんと学校がされているのか。」との質疑があり,執行部から「アンケートで出てきた案件は,各学校でいじめ防止等対策委員会で対応しているが,どうしてもアンケートに書けないという子どもがいるという話も聞いているので,先生方の日頃の見守りが大事だと思っている。」との答弁がありました。これに対し,委員から「子どもたちが言えない部分は,担任の先生が様子を見たり,保護者からの相談等で分かることがあると思う。その時にはしっかりとした対応をしていただきたい。」との意見がありました。 以上が,審査の過程において,各委員から出された主な事項であります。 最後に,本市の財政状況は,大変厳しい環境下にあると言えます。今後,熊本地震からの復旧事業に対する起債の償還も始まるため,これまで以上に厳しい財政状況が続くと思われますが,限られた予算の中にも,社会情勢や人口構成の変化に対応した効率的・効果的な予算の編成及び執行に心掛け,健全な行財政運営に努めていただきたいと思います。 以上のとおり,本委員会は慎重に審議を重ねた結果,議案第55号,第56号,第58号及び第60号は全会一致で,議案第53号,第54号,第57号及び第59号については賛成多数で,原案のとおり認定することを決定いたしました。 以上をもちまして,決算審査特別委員会報告を終わります。 ○議長柴田正樹君) 決算審査特別委員長の報告は終わりました。 これより,決算審査特別委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。討論はありませんか。 18番,福田慧一君。 ◆18番(福田慧一君) 決算審査特別委員長の報告の中で,4議案に反対をいたします。 議案第53号,平成30年度宇土市一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。厳しい財政状況の中で,国民健康保険特別会計に3,500万円の繰入れを行い,加入者の負担軽減に努力されていることは評価するものであります。委員長報告の中で,網田地区の地籍調査状況と今後の計画,費用について,執行部から,「再調査の状況については,これまで平成21年度の一部を除いた平成19年度から平成22年度調査分の修正が完了し,今後は令和4年度までに,平成21年度の一部及び平成23年度から平成25年度調査分の再調査と,再調査が済んだ区域の閲覧,登記完了を目指すこと。またそれに掛かる今後の委託料と支出見込額として1億9,000万円程度の見通し。」と答えられております。一般財源からの再投入は,住民サービスを削る問題もありますし,住民の理解が必要だと思います。この地籍調査の誤りについて,決算審査特別委員会からも改善点が指摘されております。しかし,この問題では,なぜ,でたらめな調査が長期間見抜けなかったのかなど問題点を明らかにし,責任の所在を明確する必要があります。 職員の定員問題では,258名から269名に11名増員されておりますが,同規模の自治体に比べ少なく,職員をさらに増やし,業務量に応じた適正な職員配置を行い,市民サービスの充実に努める必要がある,この立場から反対をいたします。 議案第54号,平成30年度宇土市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。国保加入者は,年金生活者や収入の少ないパートや派遣労働者の加入が増えております。そのため,年間所得200万円以下の世帯が8割を占めております。赤字分も一般会計から3,500万円の基準外繰入れを行い,加入者の負担軽減に努力されておりますが,ほかの協会けんぽや公務員共済と比べ,大幅に高くなっております。そのため,払いたくても払えず,不納欠損処分も2,084万4千円もあっております。高い国保税について全国知事会も国に対して1兆円程度の財政支援で協会けんぽ並みに引き下げるよう要望しております。国の財政支援を増やし,皆保険制度を守るべきとの立場から反対をいたします。 次に,議案第57号,平成30年度宇土市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。高齢化が進み,介護を必要とする人は増え,介護認定者も増えてきました。しかし,第6期の介護保険事業計画から,要支援1・2が介護保険から市町村の総合事業に移行し,サービスは切下げられ,さらに介護認定も厳しくなっております。平成28年度の介護認定者数は2,076人ですが,平成30年度では1,834人に11%減っております。特にその中でも要支援1は422人から166人に,この2年間で265人,60%以上も減っております。これは認定申請の際,窓口で25項目の基本チェックリストでチェックし,認定審査会にかけずに予防コースに多く回すからであります。介護を必要とする人を申請段階で排除するのは許されません。これでは保険料だけ払ってサービスが受けられない,このような深刻な問題も出てくるわけであります。介護を必要とする人が安心して介護サービスを受けられるように改善すべき,この立場から反対いたします。 次に,議案第59号,平成30年度宇土市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。75歳になればこれまで加入していた保険から強制的に切り離され,一人一人が高い保険料を年金から天引きされ負担しなければなりません。この保険制度は廃止をし,元の保険制度に戻し,国の財政支援を増やし,高齢者が安心して医療が受けられるようにすべきとの立場から反対をし,討論を終わります。 ○議長柴田正樹君) ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 議案第53号,平成30年度宇土市一般会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長柴田正樹君) 賛成議員多数です。よって,議案第53号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第54号,平成30年度宇土市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長柴田正樹君) 賛成議員多数です。よって,議案第54号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第55号,平成30年度宇土市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから,議案第56号,平成30年度宇土市北段原土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの2件について,一括して採決をいたしたいと思います。ただいまの委員長の報告は原案のとおり認定であります。 委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) 御異議なしと認めます。よって議案第55号から議案第56号までの2件については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第57号,平成30年度宇土市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長柴田正樹君) 賛成議員多数です。よって,議案第57号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第58号,平成30年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特別会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) 御異議なしと認めます。よって,議案第58号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第59号,平成30年度宇土市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長柴田正樹君) 賛成議員多数です。よって議案第59号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 次にお諮りいたします。 議案第60号,平成30年度宇土市入学準備祝金給付基金特別会計歳入歳出決算の認定については,委員長の報告は原案のとおり認定であります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田正樹君) 御異議なしと認めます。よって,議案第60号については,原案のとおり認定することに決定をいたしました。 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。 明日29日金曜日,10時から,地域高規格道路促進等対策特別委員会になっておりますので,よろしくお願いいたします。 次の本会議は,12月2日月曜日に開き,質疑並びに一般質問を行います。 本日は,これをもって散会いたします。どうもありがとうございました。             -------○-------                午前10時54分散会...